Managerのインストール

ここではManagerのインストール方法を説明します。Managerのインストールは下記の手順で進めます。

1.仮想マシンの準備

専用の仮想マシンを用意してください。

・VMware

Shelty Managerサイド(必要リソース) に記載されている要件に従って仮想マシンを作成して下さい。OSインストール済み環境にKickstartを利用する場合、OSの再インストールが発生します。既存OSのデータに関してはすべて失われます。

・Azure

Azure Market Placeで提供されていて、推奨されたOSのうち、いずれかのインスタンスを使用します。なお推奨OSは必要アプリケーション に記載されています。Shelty Managerサイド(必要リソース) に記載されている要件に従ってインスタンスタイプの選択ならびにディスク構成を行って下さい。

・AWS

IIM提供のAMIを使用する場合はAMIを利用したShelty Manager構築 の手順に従ってインスタンスを起動します。

2.タイムゾーン設定、時刻同期設定

タイムゾーン、時刻設定が正しくない場合、正常にShelty Managerが稼働しません。
次を正しく設定してください

・VMware :仮想マシン設定の時刻同期設定

・Azure   :仮想マシンのタイムゾーン設定

・AWS     :IIMが提供するAMIを使用する場合はタイムゾーン設定済みです

3.インストールメディアの準備

・VMware

OSメディアは、お客様にてご用意ください。SheltyインストールメディアはIIMのダウンロードサイトから入手してください。データストアにOS、Shelty Managerのインストールメディアを格納し、仮想マシンにマウントできるようにしてください。

・Azure

OSの追加パッケージを手動で導入するため、リポジトリへアクセスできるようにしておいてください。SheltyインストールメディアはIIMダウンロードサイトから入手してください。入手したShelty Managerインストールメディアはローカルファイルとして転送しておきます。

・AWS

IIMが提供するAMIを使用する場合はShelty Managerのインストールメディアはローカルファイルとして格納されています。

4.Shelty製品のインストール

・VMware

OS の手順に従ってOSを導入します。Shelty Managerのインストールメディアの中にあるキックスタートファイルを使ってOS導入することにより、最適な構成でOSを導入します。仮想マシンのコンソール操作(マウス操作、文字入力)とDVDメディアのマウント/アンマウント操作を行える権限を持つvCenterユーザを用意してください。OS導入後、Shelty Manager の手順に従ってインストールスクリプトを実行します。

・Azure

下記パッケージを追加した後、Shelty Manager の手順に従ってインストールスクリプトを実行します。

unzip copy-jdk-configs javapackages-filesystem cups-libs libjpeg lksctp-tools fontconfig xorg-x11-font-utils libXcomposite libXrender libXtst alsa-lib giflib libicu perl-libs libxslt

・AWS

IIM提供のAMIを使用する場合、AMIを利用したShelty Manager構築 | AMIインスタンス起動後の作業 の手順に従ってインストールスクリプトを実行します。

 

 

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