02900-UE-12654 UI表示性能の改善

02900-UE-12654 UI表示性能の改善

■概要

Shelty UI画面へのログインやUI画面の閲覧時に、UIの応答性を向上させました。

 

■条件

多数のホストやAgentのデータ収集を行っている場合

 

■詳細

画面表示に必要な構成情報を組み立てる処理で、ホストやエージェント構造の組み立てに時間がかかっていました。

また、同時にデータ収集状況の品質検査を行うことで、さらに処理に時間を要していました。

以下のように処理を改修し、表示性能を改善しました。

  1. 画面に必要な構造をより軽微な方法で取得するように変更

  2. 不要なデータ収集状況の品質確認を抑止

  3. グラフ生成用データ生成処理(比較的重い処理)の処理優先度を下げ、UI操作への反応速度を向上させる

 

<改善対象の画面>

エンタープライズ層

  • 統合ダッシュボード

  • データエクスプローラー

  • 閾値設定

  • 閾値超過イベント一覧

システム層

  • URL一覧

  • アプリツリー

 

<改善対象外の画面>

エンタープライズ層

  • ログイン

  • エンタープライズダッシュボード

システム層

  • システムダッシュボード

  • サーバツリー

  • サーバ詳細

  • トランザクション一覧

データセンタ層

  • インフラ構成

  • システムビュー

  • インフラ詳細

 

■使用方法

以下の場合は、Shelty 2.9.0へのバージョンアップ時の作業として定義ファイルの編集を行う必要があります。

バージョンアップの際は担当SEにご相談ください。

  • EDI Agentにより外部データを取得している、または、外部データ用のmetric.jsonファイルが存在する

 

■注意

バージョンアップ時の作業を実施しない場合は以下の影響があります。

  • 外部データ

    • 統合ダッシュボード、データエクスプローラー、閾値で正しくシステム名等が表示されなくなります。

 

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