02900-UE-11744 分析機能を提供
■概要
シナリオごとに特化した分析機能を提供します。
■詳細
【ポイント】
IIMのSEが性能分析をする際によく見るグラフやテーブルを見やすいレイアウトで表示しています。
分析時のチェックポイントや次に見るべき画面の情報とリンクもあり、迷わず分析ができます。
【シナリオの種類】
TRX応答時間(TRXIST01):
トランザクション応答時間が悪化した際、アプリケーションのCPU時間/DB時間の切り分け、どのアプリGやURLで応答時間が悪化しているかの切り分け、実行時間の長いSQLの確認ができます。OS性能(OSIST01):
CPU、メモリ、I/O、ネットワークのどこに問題があるかを分析します。Javaランタイム性能(JAVAIST01):
応答時間が悪化するタイミングでのGC発生状況やJVMの稼働状況を確認します。.NETランタイム性能(DOTNIST01):
応答時間が悪化するタイミングでのGC発生状況やCLRの稼働状況を確認します。Oracle性能(ORCLIST01):
応答時間が長く、DB時間やSQL時間が長い場合にOracleのボトルネックを探します。SQL Server性能(SQLIST01):
SQL Serverのワークロードやリソース使用状況、待ち事象等を確認します。PostgreSQL性能(POSTIST01):
PostgreSQLのワークロードやリソース使用状況、性能劣化に関する指標を確認します。
【分析画面の使い方】
1.左メニューの「分析」より、分析したいシナリオを選択します。
2.セレクターで分析対象を選択します。(TRX応答時間の例)
3.表示される内容に従って分析します。
4.対象期間は初期表示では過去1日です。対象期間を変更する際は、画面右上の時刻セレクタより分析したい時刻を入力します。(最大24時間)
【主な機能】
1.チェックポイントと次に見るべき画面
グラフの見方や性能劣化の基準等をチェックポイントとして記載しています。該当するチェック項目があった場合は次に見るべき画面に示されるページで詳細を確認します。
2.参考情報
他のシナリオのサマリー情報を一緒に見ることで、リソースやデータベース等に問題がないか確認できます。気になる点がある場合はリンクから該当する分析シナリオページに遷移することができます。
3.フィールド解説(統合ダッシュボード、データエクスプローラーと同様の機能です)
各フィールドの意味を知りたいときはグラフのインフォメーションアイコンよりフィールド解説を確認できます。
4.グラフの拡大、数値データ確認、CSVダウンロード(統合ダッシュボード、データエクスプローラーと同様の機能です)
各グラフの3点メニューよりグラフの拡大、数値データ確認、CSVダウンロードが可能です。
5.テーブルの列の表示/非表示切り替え(統合ダッシュボード、データエクスプローラーと同様の機能です)
テーブルの「Show/Hide columns」アイコンより、表の列の表示/非表示が切り替えられます。表示されるデータが多く見づらい場合に表示をOFFにして見やすくするのがおすすめです。
6.グラフのズーム(統合ダッシュボード、データエクスプローラーと同様の機能です)
グラフを矩形選択すると当該期間をズームし、詳しく見ることができます。ズームは画面上の他のグラフやテーブルにも反映されます。(グラフをダブルクリックするとズームが解除されます)
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