02900-UE-11396 一部フィールドの表示名・説明の変更
■概要
統合ダッシュボードや閾値機能の「ディスク性能情報」の中に「合計レスポンス時間(読み取り)」、「合計レスポンス時間(書き込み)」というフィールドがあります。また「TRX」の中には「応答時間(合計)」というフィールドがあります。
上記フィールドは、その時の値を確認するための時系列グラフや閾値設定の対象としては不向きなフィールドです。ただし、傾向を把握する上では有効な統計値です。どういう時に使用すると良いフィールドか分かりやすいように表示名と説明文を変更しました。
■修正内容
metric.json | measurement | field | 変更前の表示名 | 変更後の表示名 | 変更後の説明 |
---|---|---|---|---|---|
os.json | os_diskio_perf | read_time_total | 合計レスポンス時間(読み取り) | ディスクに対する総読み取り時間 | 特定ディスクからの読み取り操作にかかった時間の合計です。ディスクの読み取りにかかった負荷を確認したい場合は、この指標をご利用ください。 総読み取り時間が通常時と比較して長い場合は、ディスクへの負荷が通常より大きいといえます。またディスクのレスポンス時間を評価する際は、平均レスポンス時間(読み取り)をご参照ください。 |
os.json | os_diskio_perf | write_time_total | 合計レスポンス時間(書き込み) | ディスクに対する総書き込み時間 | 特定ディスクからの書き込み操作にかかった時間の合計です。ディスクの書き込みにかかった負荷を確認したい場合は、この指標をご利用ください。 総書き込み時間が通常時と比較して長い場合は、ディスクへの負荷が通常より大きいといえます。またディスクのレスポンス時間を評価する際は、平均レスポンス時間(書き込み)をご参照ください。 |
trx.json | transaction_stats_uri | trx_time_sum | 応答時間(合計) | URLごとの総応答時間 | 同一URLごとに全トランザクションの応答時間を対象期間内で合計した指標です。アプリケーションサーバにかかった負荷を確認したい場合は、この指標をご利用ください。 総応答時間が通常時と比較して長い場合は、アプリケーションサーバへの負荷が通常より大きいといえます。またURLごとの応答時間を評価する際は、応答時間(平均)をご参照ください。 |
trx.json | transaction_stats_group | trx_time_sum | 応答時間(合計) | トランザクションの総応答時間 | 全トランザクションの応答時間を対象期間内で合計した指標です。アプリケーションサーバにかかった負荷を確認したい場合は、この指標をご利用ください。 総応答時間が通常時と比較して長い場合は、アプリケーションサーバへの負荷が通常より大きいといえます。また応答時間を評価する際は、応答時間(平均)をご参照ください。 |
trx.json | transaction_stats_application_group | trx_time_sum | 応答時間(合計) | アプリGごとの総応答時間 | アプリGごとに全トランザクションの応答時間を対象期間内で合計した指標です。アプリケーションサーバにかかった負荷を確認したい場合は、この指標をご利用ください。 総応答時間が通常時と比較して長い場合は、アプリケーションサーバへの負荷が通常より大きいといえます。またアプリGごとの応答時間を評価する際は、応答時間(平均)をご参照ください。 |
■必要な作業
各閾値設定を更新してください。
【手順】
閾値設定一覧 (CHKTHR01)画面で各閾値設定の編集アイコンをクリックし、閾値設定モーダルを開きます。
何も変更せずに「保存」ボタンをクリックします。
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