Agentデータ収集を管理する

エンタープライズダッシュボードのサイドメニュー「運用管理」を選択し、構成と状態の管理メニューのAgentの「データ収集管理」を選択すると、下記のAgentデータ収集管理画面が表示されます。本画面はAgentの状態の表示や、データ収集の開始/停止の制御を行います。

【図 Agentデータ収集管理 ID:AGTSTS01】

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【表 Agentデータ収集管理】

項目名

説明

①システム選択

プルダウンから対象のシステムを選択します。

②状態の情報表示

Agentの状態を表示します。

 

Agent

論理サーバ名が表示されます。論理サーバを展開すると所属しているホスト名が表示され、ホストを展開するとNC(Node Controller)または導入されているAgent名が表示されます。

Agent名がJavaの場合、「(AP+RT)」または「(RT)」が表記されます。それぞれの意味は下記のとおりです。

  • (AP+RT):アプリケーションのトランザクションデータとJVMまたは.NETのリソース性能データを収集している

  • (RT):JVMまたは.NETのリソース性能データのみ収集している

Instance

ミドルウェアのAgentの場合、下記を表示します。

  • Java:Agent導入画面でinstance表示を
    設定済みの場合、  instance表示
    未設定の場合、     JVM:[インスタンス番号]

  • .NET:プロセス名

  • Oracle:DB名

  • SQL Server:インスタンス名

  • PostgreSQL:DB名

Instance表示

インスタンス表示名です。

チェックポイント

Sheltyは各Agentが性能データを収集しているかを一定間隔でチェックしています。チェックポイントでは、最新のチェックした日時を表示します。なお、OSまたはミドルウェアのAgentの行のみ表示します。

最新起動日時

NCまたはAgentの最新起動日時を表示します。

最新停止日時

NCまたはAgentの最新の停止した日時を表示します。ステータスが「Started」または「Starting」の場合、「-」が表示されます。

ステータス

  • 論理サーバ名、ホスト名の行
    OK:従属するNC, Agentのステータスが全てStartedまたはStarting
    NG:従属するNC,AgentのステータスにStoppedまたはDoubtまたはNoResまたはUnknownが含まれている
    EMPTY:従属するホストが存在しない

  • NCの行
    Started:NCサービスが開始している
    Starting:NCサービスが起動している
    Stopped:NCサービスが停止している
    NoRes:Managerからのステータス確認応答に反応がない
    Unknown:不明な状態

  • Agent名の行
    Started:性能データを収集している
    Starting:性能データの収集を開始している
    Stopped:性能データの収集が停止している
    Doubt:チェックポイントの日時が更新されない
    NoRes:NCとの管理通信経路に不良が発生している
    Unknown:不明な状態

③データ収集の開始/停止

データ収集を開始または停止したい対象行のチェック欄にチェックを入れ、「開始」または「停止」ボタンをクリックすると、Agentにデータ収集の開始または停止要求が送信されます。

表ヘッダの「操作対象」の右のチェック欄にチェックを入れると全Agentにチェックが入り、論理サーバの行のチェック欄にチェックを入れると従属するホストの全Agentにチェックが入ります。

④再読み込み

最新のデータ収集状況の情報を読み込みます。

 

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