閾値設定

Sheltyではアプリの性能やワークロード、およびサーバやインフラのリソース使用状況を示す各種メトリックに対し、設定に基づきリアルタイムの閾値監視を実施します。

閾値監視結果は性能監視画面に表示され、外部通知設定-閾値検査通知設定を行っている場合は、指定の通知先に通知することができます。また、性能レポートで閾値違反状況の統計値を報告します。

閾値監視の対象項目は下記のとおりです。監視の単位や間隔は項目に合わせて定められています。

【表 閾値検査対象】

対象

項目

監視単位

監視間隔

付帯機能

アプリ

TRXレート

システム

1秒間隔

 

アプリ

TRX応答時間

アプリURL

トランザクションごと

 

サーバ

CPU使用率、メモリ使用率

論理サーバ

1秒間隔

スパイク検知防止

※1

サーバ

各種性能メトリック

(CPU使用率、メモリ使用率、DB待機時間、SQL実行回数など)

ホスト/DB/インスタンス

1秒間隔

スパイク検知防止

※1

インフラ

CPU使用率、メモリ使用率

物理サーバ

インフラデータ収集間隔 ※2

スパイク検知防止

※1

インフラ

CPU使用率、メモリ使用率

仮想マシン

インフラデータ収集間隔 ※2

スパイク検知防止

※1

インフラ

データストア使用率

データストア

30分間隔

 

インフラ

ファイルシステム使用率

ファイルシステム

30分間隔

 

※1 一時的なスパイクを検知対象外とするため、一定期間、閾値超過状態が継続した後に閾値違反を報告する機能です。閾値違反の判定に至るまでの連続回数を設定可能です。(例:5回連続で閾値を超えた場合に閾値違反を報告)

※2 インフラのCPU使用率、メモリ使用率の閾値監視間隔は、インフラデータ収集間隔に依存します。インフラデータ収集間隔はインフラグループを設定する を参照してください。

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