インフラグループを設定する

エンタープライズダッシュボードのサイドメニュー「導入設定」を選択し、グループ設定メニューの一覧から「インフラG設定」を選択すると、下記のインフラG設定画面が表示されます。ここではデータセンタ名を定義し、データセンタに紐づけるvCenterの接続確認を行います。

監視画面やレポートではここで設定したデータセンタ単位でインフラ稼働状況が報告されます。

【図 インフラG設定 ID: SETINF01】

image-20240403-071657.png

【表 インフラG設定】

項目

説明

データセンタ名

拠点名、サイト名などをデータセンタ名として入力します。文字数上限値は全角/半角に関わらず16文字です。

データ収集間隔 ※

データ収集間隔を設定します。ここで設定した間隔でVMwareのvCenter、AWSのインスタンスから性能データを収集します。(vCenterやインスタンス上で性能情報が生成される間隔とは必ずしも一致しません。)データ収集間隔は下記が選択可能です。

VMware:2分、3分、5分、10分、15分、30分

AWS:5分、10分、15分、30分

タイプ

設定されたデータセンタのタイプを表示します。

追加/削除

データセンタの追加や削除を行います。

image-20240403-071802.png :+ボタンをクリックするとポップアップメニューが表示されます。

VMware:VMware用のデータセンタを追加します。

AWS:AWS用のデータセンタを追加します。

 image-20240403-071809.png :データセンタを削除します。

データセンタ名

追加/編集/削除で入力したデータセンタ名が表示されます。

Broker名

追加/編集/削除で入力したBroker名が表示されます。

タイプ

追加/編集/削除で入力したvCenterホスト名またはIPアドレスが表示されます。

接続先

VMware:vCenter名が表示されます。

AWS:アカウント表示キーが表示されます。

追加/編集/削除

vCenter接続をするデータセンタの追加や削除を行います。追加/編集の詳細は「図2-11 vCenter接続編集」を参照してください。

image-20240403-071957.png :+ボタンをクリックするとポップアップメニューが表示されます。

 VMware:vCenter接続編集画面を表示します。

AWS:AWS接続編集画面を表示します。

 image-20240403-072007.png :vCenterまたはAWS接続編集画面を表示します。

image-20240403-072015.png :接続設定を削除します

保存/キャンセル

設定を保存する場合は保存ボタンを、破棄する場合はキャンセルボタンをクリックします。

※   vCenter上で性能情報が生成される間隔とデータ収集間隔が一致している必要はありません。データ収集間隔は下記に影響があります。

Shelty画面更新間隔

  • vCenterへのアクセス頻度

【図 vCenter接続編集】

image-20240403-072153.png

【表  vCenter接続編集】

項目

説明

データセンタ名

データセンタ設定で定義したデータセンタから、vCenter接続を行うデータセンタ名を選択します。

Broker名

導入されているBroker名を選択します。(※Brokerの導入方法については「Shelty管理者ガイド-インストール・バージョンアップ編- 第1章 Shelty製品のインストール」を参照してください。)

vCenterホスト名またはIPアドレス

vCenterのホスト名またはIPアドレスを入力します。

ユーザ名

vCenterに接続可能なユーザを入力します。(※ユーザに必要な権限についてはShelty製品のインストール を参照してください。)

パスワード

ユーザ名に登録したユーザのパスワードを入力します。

接続ステータス

「接続確認」ボタンをクリックして接続確認を行います。接続状況に応じて画面上部にメッセージが表示されます。

接続確認成功時:

 image-20240403-072447.png

接続確認失敗時(エラーメッセージの例):

 image-20240403-072455.png

適用/キャンセル

設定を保存する場合は適用ボタンを、破棄する場合はキャンセルボタンをクリックします。なお、接続ステータスで接続確認失敗時の環境については保存できません。

【図 AWS接続編集】

【表 AWS接続編集】

項目

説明

データセンタ名

データセンタ設定で定義したデータセンタから、AWS接続を行うデータセンタ名を選択します。

Broker名

導入されているBroker名を選択します。(※Brokerの導入方法についてはShelty製品のインストール を参照してください。)

アカウント表示キー

アカウントキーを識別するための一意の文字列。
英数字のみ入力可能。

アカウント表示名

アカウント表示キーと対になり、画面に表示する和名。

認証情報

AWS接続にて与える認証情報を選択します。以下の認証方式がサポートされています。

・アクセスキーID、シークレットアクセスキーを使用する
IAMユーザに対して発行したアクセスキーID、シークレットアクセスキーを使用してAWSに接続します。オンプレミス環境など、EC2以外の環境にBrokerを導入している場合、こちらの方式を選択します。

・IAMロールを使用する
EC2に設定されたIAMロールを使用して、AWSに接続します。本方式はEC2上でBrokerを稼働させる場合に使用します。

アクセスキー

AWSアカウントのAccess key ID

シークレットアクセスキー

AWSアカウントのSecret access key

リージョン

AWSのリージョン(データセンタの集まり)をプルダウンリストから選択します。「追加」ボタンをクリックすると選択欄の下にリージョン名が表示されます。複数リージョンを選択することが可能です。選択されたリージョン名右にある「×」ボタンをクリックすると選択を取り消すことができます。

接続ステータス

「接続確認」ボタンをクリックして接続確認を行います。接続状況に応じて画面上部にメッセージが表示されます。

接続確認成功時:

 image-20240403-072834.png

 接続確認失敗時(エラーメッセージの例):

 image-20240403-072844.png

適用/キャンセル

設定を保存する場合は適用ボタンを、破棄する場合はキャンセルボタンをクリックします。なお、接続ステータスで接続確認失敗時の環境については保存できません。

 

 

 

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