/
仮想基盤、クラウドのデータを収集する

仮想基盤、クラウドのデータを収集する

1. NC導入

仮想基盤用のAgent(Broker)を管理するためのNC(Node Controller)を導入します。

  • Broker はLinux OS にのみ導入可能です。

    • 推奨スペックはCPU4コア、メモリ16GB以上です。収集データにより必要なリソースは異なるため、不足している場合はリソースを追加してください。

    • PoC時にはShelty Manager に導入することも可能です。

  • AWS のデータを収集するためにIAM ロールアカウントを利用する場合は、EC2 インスタンス上にBroker を用意してください。

インストール方法は2 種類あります。
①ローカルインストール
 Shelty ManagerへのBrokerインストールまたはインストール先ホストにファイルを配置してローカルインストールをします。

② リモートインストール:ポート番号22/TCP を使用します
 Shelty Managerサーバからインストール先ホストにリモートでBrokerをインストールします。

ここではリモートインストールを紹介します。

1.Shelty Managerにrootアカウントでログインします。

 2.NCインストーラモジュールがあるパス(デフォルト:/opt/iim/shelty/nodemgr/ncinstaller)に移動します。

(例)

cd /opt/iim/shelty/nodemgr/ncinstaller

 

3.以下のコマンドを実行します。

./sheltyinstall -a {マネージャIPアドレス} -p {インストール先rootパスワード} -remote インストール先ホスト

インストール先ホストは1つだけ指定してください。

(例)IPアドレスが192.168.111.20のホストにBrokerをリモートインストールする場合

./sheltyinstall -a 192.168.111.1 -p password -remote 192.168.111.20

 

4.NCのインストールが成功すると下記のようなメッセージが返されます。
(コマンド結果例)

install 192.168.111.20  ok

 

2. 仮想環境のデータ収集を開始する

インフラG設定を実施するとデータ収集が開始されます。

VMware

1.データセンタ設定
 1.「+」をクリックします。
 2.設定を入力します。

  • データセンタ名:VMwareのvCenterに対するShelty上での呼び名を定義します。

  • タイプ:「VMware」を選択します。

 

2.接続設定

 1.「+」をクリックし、「VMware」を選択します。
 2.上記「1.データセンタ設定」にて設定したデータセンタについて、接続先情報を設定します。

Broker名:上記手順「1.NC導入」にてNCをインストールしたホスト名を指定します。

 3.「接続確認」をクリックし、OKが表示されることを確認し「適用」をクリックします。

 

接続設定に設定内容が反映されていることを確認し「保存」をクリックします。

AWS

1.データセンタ設定

 「+」をクリックし、追加された設定欄に設定を入力します。

  • データセンタ名:AWSアカウントに対するShelty上での呼び名を定義します。

  • タイプ:「AWS」を選択します。

 

2.接続設定

 1.「+」をクリックし、「AWS」を選択します。

 2.上記「1.データセンタ設定」にて設定したデータセンタについて、接続先情報を設定します。

  • Broker名:上記手順「1.NC導入」にてNCをインストールしたホスト名を指定します。

  • アカウント表示キー:アカウントを一意に識別するキーです。

  • アカウント表示名:アカウント表示キーに対する表示名です。わかりやすい日本語名を付けられます。

  • 認証情報:IAMロールを使用する場合は、EC2インスタンス上にBrokerを用意しておく必要があります(上記手順「1.NC導入」参照)

 3.「接続確認」をクリックし、OKが表示されることを確認し「適用」をクリックします。

 

接続設定に設定内容が反映されていることを確認し「保存」をクリックします。

 

3. データ収集の確認

データ収集ができているか確認する | Broker収集データの場合

Related content

Copyright © IIM. All Rights Reserved.