仮想基盤、クラウドのデータを収集する

1. NC導入

仮想基盤用のAgent(Broker)を管理するためのNC(Node Controller)を導入します。

  • Broker はLinux OS にのみ導入可能です。Shelty Manager に導入することも可能です。

  • AWS のデータを収集するためにIAM ロールアカウントを利用する場合は、EC2 インスタンス上にBroker を用意してください。

インストール方法は2 種類あります。
①ローカルインストール
 Shelty ManagerへのBrokerインストールまたはインストール先ホストにファイルを配置してローカルインストールをします。

② リモートインストール:ポート番号22/TCP を使用します
 Shelty Managerサーバからインストール先ホストにリモートでBrokerをインストールします。

ここではShelty Managerへのローカルインストールを紹介します。

1.Shelty Managerにrootアカウントでログインします。

 2.NCインストーラモジュールがあるパス(デフォルト:/opt/iim/shelty/nodemgr/ncinstaller)に移動します。

(例)

cd /opt/iim/shelty/nodemgr/ncinstaller

 

3.以下のコマンドを実行します。

./nclocalinstall.sh -a {マネージャIPアドレス} -brokername {Broker名}

Broker名は半角英数字または半角ハイフン(-),半角アンダースコア(_)からなる任意の文字列を指定してください。

(例)Shelty Manager(IPアドレス192.168.111.1)上にBroker(Broker 名:「brokerA」)をローカルインストールする場合

./nclocalinstall.sh -a 192.168.111.1 -brokername brokerA

 

4.NCのインストールが成功すると下記のようなメッセージが返されます。
(コマンド結果例)

 

2. 仮想環境のデータ収集を開始する

インフラG設定を実施するとデータ収集が開始されます。

VMware

1.データセンタ設定
 1.「+」をクリックします。
 2.設定を入力します。

 

2.接続設定

 1.「+」をクリックし、「VMware」を選択します。
 2.上記「1.データセンタ設定」にて設定したデータセンタについて、接続先情報を設定します。

 3.「接続確認」をクリックし、OKが表示されることを確認し「適用」をクリックします。

 

接続設定に設定内容が反映されていることを確認し「保存」をクリックします。

AWS

1.データセンタ設定

 「+」をクリックし、追加された設定欄に設定を入力します。

 

2.接続設定

 1.「+」をクリックし、「AWS」を選択します。

 2.上記「1.データセンタ設定」にて設定したデータセンタについて、接続先情報を設定します。

 3.「接続確認」をクリックし、OKが表示されることを確認し「適用」をクリックします。

 

接続設定に設定内容が反映されていることを確認し「保存」をクリックします。

 

3. データ収集の確認

データ収集ができているか確認する | Broker収集データの場合

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