02700-ME-9457 データ欠損チェック機能を追加

■概要

OS Agentのデータ収集状況を基にしたデータ欠損チェック機能を追加しました。

 

■条件

  • OS Agentのデータを収集している

    • Linux Agent

    • AIX Agent

    • Windows Agent

  • 状態監視通知機能を設定している

 

■詳細

OS Agentのデータ収集状況を検査することで、Shelty Managerのデータ収集状況が正常であるかを知ることができます。

全ホストのOSデータの欠損が確認された際には、各種サービスの稼働状況を合わせて知ることができます。

 

Shelty状態監視機能のサービス(iim-mgrmonitor.service)の1機能として10分に1回動作します。(毎時1分、11分、21分、31分、41分、51分)

  • 全システムの全ホストを対象とし、OSデータの収集状況を検査します

  • 検査範囲は直近10分間(offset1分)です

  • チェックを行う時刻をy1分、前回チェックを行った時刻をx1分とします。x1分の1分前の時刻(x0分)とy1分の1分前の時刻(y0分)の間(x0分~y0分)に1つもデータが存在しないホストを対象に、データ欠損している状態として通知します

通知内容についてはマニュアル「状態監視通知」をご確認ください。

 

例:00分~10分のデータを11分に検査する場合(青色:データあり、赤色:データなし)

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上記の例の場合において、00~10分の期間を対象にデータ欠損通知の対象となるのはホストCのみ

 

■使用方法

通知先設定(NOTICEEP)画面および状態監視通知(NOTICEST)画面で通知設定を行ってください。

 

■注意事項

状態監視設定 Agent 常時(SLFMON20)画面に登録されている「システム」「論理サーバ」「ホスト」は検査対象から除外されます。

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