02700-AE-5601 .NET Agent のインスタンス指定を Agent導入画面で対応

■概要

.NET Agent のインストーラのインスタンス指定をAgent導入(DPLAGT01)画面から指定できるように変更しました。

 

■条件

  • .NET Agentでデータ取得している

 

■効果

.NET Agent のインスタンス指定には対象マシンでのコマンド実行が必要でした。これをAgent導入(DPLAGT01)画面より指定できるように対応しました。

 

■詳細

.NET Agent のAgent導入(DPLAGT01)画面に「インスタンス名」と「ユーザ名」を追加しました。インスタンス追加時の DotnetAgentInstaller の実行が不要になりました。

  • インスタンス名

    • ユーザはプロセスを開始する際に、いずれかの方法でプロセスのインスタンス名を指定します。

      • コマンドライン引数 -ap xxxx、または /apppool:xxxx で指定。

      • 環境変数 SHELTY_APPPOOLNAME に指定。

      • 指定しない場合(デフォルト)は <PROCESS_NAME>_<OSUSER>。

    • IIS のワーカープロセスは、コマンドライン引数 -ap <AppPoolName> で実行されます。従って、インスタンス名には「apppool1」などのアプリケーションプール名を指定します。プロセスでは、上記で指定した値か proc1_tyamada のようなデフォルト値を指定します。

  • ユーザ名

    • ユーザ名は Performance Log Users グループに追加されます。

    • IIS でアプリケーションプールを作成した際のデフォルト実行ユーザは「IIS APPPOOL\<AppPoolName>」です。

 

■使用方法

  • モジュールバージョン管理(AGTCNF02)画面でバージョンを2.7.0に更新してください。

  • Agent導入(DPLAGT01)画面にて「インスタンス名」と「ユーザ名」を指定します。

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  • 次回ユーザアプリケーション開始時に参照されます。

 

■注意

  • V2.7.0以前に作成した既存のインスタンスについては既に対象マシンに登録済みであり、Agent導入(DPLAGT01)画面より「インスタンス名」と「ユーザ名」の指定は不要です。

  • インスタンス名に誤りがある場合は .NET Agent が開始されません。Agent導入(DPLAGT01)画面より更新してください。

  • ユーザ名に誤りがある場合はパフォーマンス情報が取得されません。Agent導入(DPLAGT01)画面より更新してください。

 

 

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