Java Agentの適用方法

対象アプリケーションサーバへJava Agentを適用するためには、JVM起動引数にSheltyのJava Agent用の引数を追加し、対象のアプリケーションサーバの再起動を行ってください。

但し、アプリケーションサーバの種類やバージョン、開発環境によっては、SheltyのJava Agent用の引数に加えて、追加の引数指定が必要となります。

 

【表 アプリケーションサーバ毎の追加引数の有無】

アプリケーションサーバ

追加引数

WebLogic

不要

Websphere

必要な場合有 参照:

Interstage

必要な場合有 参照:

JBoss EAP

必要な場合有 参照:

resin(Intramart)

不要

Apache Tomcat

不要

 

SheltyのJava Agent用の引数

  • Instanceキー未設定の場合

-javaagent:{JavaAgent のパス}/java/javaagent.jar=instance={SheltyでのInstance番号}
  • Instanceキー設定済みの場合

-javaagent:{JavaAgentのパス}/java/javaagent.jar=instance_key={Agent導入画面で指定したInstanceキー}

※「SheltyでのInstance番号」とは、Agent導入画面のJava(AP+RT)の行の「Instance」欄に表示されている数字です。

 

(例) Linux環境でデフォルトパスにAgent導入している場合

-javaagent:/opt/iim/shelty/java/javaagent.jar=instance=1

(例) Windows環境でE:\iimSheltyフォルダにAgent導入している場合

 

なお、JVM引数のサンプルはSheltyのAgent導入画面から確認することが可能です。

Agent導入画面で保存ボタンをクリックすると、Java(AP+RT)の行の備考に「適用手順を表示」のリンクが表示されます。「適用手順を表示」をクリックしてダウンロードされる手順書を参照してください。

 

【図 Agent導入(Java(AP+RT))】

image-20240403-051403.png

 

【図 適用手順を表示(Java(AP+RT))】

image-20240403-051410.png

 

同一スクリプトで複数のJVMを起動している場合の引数

同一スクリプトで複数のJVMを起動している場合、個々のInstanceキーを設定することができません。その場合は、下記のようにinstance_envに環境変数を設定することで個々のインスタンスに対応します。

事前に環境変数に格納されるインスタンス名を導入画面のInstanceキーで設定しておく必要があります。

 

現在サポートされている環境変数は下記の通りです。

【表  instance_env で使用可能な環境変数】

アプリケーションサーバ

バージョン

追加引数

Interstage

12

IS_PCMI_PROCESS_ID

Interstage

11

IS_PCMI_PROCESS_ID

 

 

!注意
Interstage、JBoss EAP、Websphereの場合は下記の追加設定を行ってください。

 

JVM引数の追加によりアプリケーションサーバの起動に問題が生じた場合は、以下を参照してください。

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